6/23竹廣泰介氏フォーラム「私を変えた陶芸」報告

掛川ライフスタイルデザインカレッジ  6月23日 フォーラム

 講師 竹廣泰介氏
『私を変えた陶芸』 −金はなくとも火・水・木・土 −

まず、サブタイトルのお話から
全て、陶芸に関わるものでした。 火、水、木、土 
そうかぁ、と感心していたら、釉薬には鉄分を含む物があるから、金属も含まれる。
つまり、金もあるんだけどね。と。
 そこから入った、陶芸のお話。とても楽しみでした。

 広島で生まれ、東京ゼネコンに就職。陶芸とは縁のないお仕事をされていました。
子供の頃から、絵が好きで欧米の現代美術に出会い、松の木に五重のビニールをかけてそこに水を入れ「水」という作品を作成したり、美術館に土や水を持ち込んで作品にしたりというお話を聞いて、自然と暮らす人なんだと感じました。。
お仕事で、需要の多い住宅をどんどん建て供給することに疑問を持たれたのも、元々氏の中にある自然を愛する気持ちがあったからだと思いました。

足立美術館へ横山大観と庭園を観に行き、そこで偶然運命的な北大路魯山人の作品に出会うことにより陶芸を志す事に。
そのきっかけが、「プロでない料亭の主人でも出来るなら」というところがなんとも親しみを感じました。

その後3年間、本を読み各地の窯元へ行き、人間国宝クラスの方達とお話をしたりと自ら積極的に突き進んだ行動力、そして修行先を探し陶芸家になられた。30代前半のその選択、行動は、必然的に掛川への出会いにも繋がっていたのですね。

魯山人は、織部を信楽の土で作っていた、本来なら美濃系・・・。
陶芸をやらない人間には、土の性質などわからない。
でも、氏の「東京に信楽の土を運ぶより土が取れるところで作りたい」と言う気持ちはなんとなくわかる気がする。
素人の素朴な疑問で信楽で焼く焼物だから信楽焼きという。特徴はそこの土が出す色や風合いだと思っていた。
東京で、信楽の土を使って焼いたら信楽焼きじゃない???
 確か以前、笠間で笠間焼きの特徴は?と聞いたとき「それぞれ色々なところから土を持って来て焼いているから特にないです」と言われた事を思い出しました。
じゃあ、みんなどうやって見分けてるんだろう??
 竹廣先生が許してくれるのなら、いつかゆっくり教えてほしいことの一つです。
陶芸の奥の深さの一つでもあるのか???

奥様の掛川市役所への一本のお電話がきっかけで、縁もゆかりもないこの掛川に住むことになり。それを<ド田舎>と受け取らず、気持ちよく、楽しく田舎を受け入れてくれた
先生は、やはり来るべきして掛川に来たのだと思いました。
 ここ最近の田舎暮らしブームの中で、20年も前にあの田舎に移り住み、田舎の付き合いに馴染めたのはものすごいことです。
田舎暮らしの難しさは、この近所付き合い(近所が遠いけど)ですから。
 田舎を愛して、楽しめたことうらやましく思いました。
「自然の中で生きている昔の暮らし方の状態がつい最近まであったんじゃないか」まさにこれがスローライフの原点ですよね。
先生は、さらに田舎の村にとっての神社の存在、日本の中のブータン、クロモジの林、掛川の先住民さえ知らないところを沢山ご存知です。
ご夫婦の掛川への移住は、掛川の住民としてはとてもうれしい縁です。

講演後半は、桃山の茶陶についてのお話でした。
桃山時代に茶の湯が盛んになり、それに伴い各地で多くのすばらしい焼物が確立されていった。
日本の焼物のは世界的にもハイレベルでそれが確立されたのがこの時代だったそうです。
焼物から見る歴史もなかなか面白そうでした。(時間が・・・)
 
モニターには数々の名品が映し出され、多少なりとも茶道に携わっている人間には、耳に親しい言葉が沢山出てきます。
唐物、高麗物、そして国内の美濃(志野・黄瀬戸・織部・瀬戸黒)・瀬戸・伊賀・信楽・備前・楽・唐津・萩
時間の都合で大急ぎでしたが、普段見れない様な焼物を、陶芸家の先生の説明付きで見れたのは大変貴重な時間でした。
 もっともっと時間がほしかった。 でも、その前にもう少し焼物の勉強をしたくなりました。
アクティビティの茶と器学。今回は粉引のお茶碗を作るとか。 
 うぅぅ〜ん!! とっても興味がある! 
posted by スローライフ掛川 at 2007/06/25 23:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ベーシックプログラム>講義型フォーラム
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